Reikibudo’s blog

オーストラリア バス旅 超意識の旅  現在地:NSW州 Mount Warning

お酒をやめた話

昨日、ブログを書こうと思ったら

雨の降りすぎで

停電しました。

 

雨降って停電って何!?

 

これは

 

今日はブログ書くな

ってことだったのかもしれない。

 

と、ご都合解釈してみる。

 

日本に29年近く住んで

停電の記憶が無いのだけれども、

(もしかしたらあったのかも知れないが全く記憶にない)

 

オーストラリアに移住して

数えきれないほど停電している。

 

2017年3月、

サイクロン「デビー」という

道路にサメが打ち上がるほどの

大型台風が上陸した時は

最長で4日間の停電を経験。

www.huffingtonpost.jp

 

日本人コミュニティーの間では

 

うちはいつまで電気が持ち堪えた

 

とか

 

うちはこんなに早く電気が復旧した

 

だの、謎の電気自慢話が飛び交った。

 

停電に始まり、

2017年は空手も始めたなぁ

なんて、去年のことを

あれこれ考えていると、

 

そういえば10月でソフト禁酒1周年

めでたく迎えていたことを

ふと思い出したので、

今日はそのことを書いてみようと思う。

 

 

ソフト禁酒

完全には禁酒していない

ゆる〜い禁酒。

 

自分ではお酒を買わない。

家にあったら、たまに飲む。

お誘いを受けたら、1杯飲む。

 

こんな感じのゆるい禁酒。

 

私はもともと酒豪で、

大学生になってから26歳になるまでに

他の人の一生分飲んでしまったという

実証不可能な自信がある。

 

飲み始め

大学時代は、

バイト代月に7〜8万ほどで、

家にリキュール棚を作り、

リキュールを集めシェイカーを買い、

基本のカクテルから

オリジナルカクテルまで色々作ってみた。

 

お高めなバーにもお勉強と称し、

友人と繰り出した。

 

高いお酒も買ってみた。

不思議といただくことも多かった。

例えば久保田の万寿

自分で買ったことないのだけれども、

どういうわけか、たまに頂いた。

今思えば、

これって引き寄せだったみたい。

 

色とりどりのリキュールの瓶に囲まれて

寝起きすることは、

大学生の自分にとって

なんだかワクワクすることだったし、

まんまと「気分良く酔う」という

今までにない新しい経験の虜になってしまった。

f:id:Reikibudo:20181210103718j:plain

カクテルって美味しいし色きれいだから、虜になるわけですよ。


 

若気の至り

そうこうしているうちに

肝臓が鍛えられたのか、

それまでの量では物足りなくなり、

かと言ってバイト代が

うなぎ登りになる訳でもないので

お酒の量を増やすわけにもいかず、

 

苦肉の策として絞り出したのが、

軽く飲んだ後

2kmのジョギングに出て酔いを回す

という荒業。

我が若気の至り、ここにあり。

 

そして気持ちよく汗をかいて

シャワーを浴びた後、また飲む。

またこれが最高な訳ですよ。

 

これで数年間

ジョギングと飲みのコンビネーション

とお付き合いすることになり、

その後の就職活動に大いに役に立った。

(仕事のことについては覚悟ができ次第書きます)

 

また、世界各地を旅行して、

その地にちなんだカクテルを飲むことを

目標としており、

は実行済み。

(ちなみにNYでJazz聴きたいと思っていると従姉妹が2000年のミレニアムニューイヤーにタダで連れて行ってくれました。本当に若い頃はバンバン引き寄せしてたなと思う。)

 

お酒アレルギー発症

ところが26歳から体に異変が。

ついつい飲みすぎると、

くしゃみ洟水が出るようになってしまった。

 

オーストラリアに移住する頃には

ビール1本でくしゃみ連発という

あるまじき事態まで発生してしまったのだが、

意地なのかなんなのか

それでもくしゃみ連発しながら飲み続けた。

 

そして結婚、妊娠。

 

お酒をやめることは子供の為なので

当たり前なのだけれども、

ものすごいストレスがかかった。

 

過去十数年間のお酒のマジックは

 

お酒がなければ楽しくない!

お酒がなければ幸せでない!

 

というマインドを私に植え付けた模様。

根深い。

 

妊娠出産授乳は

確かに素晴らしいことだけれども

飲めないストレスもあり、

育児ストレスもあり、

キリキリしていたと思う。

 

炭酸水のがぶ飲みで

欲求を満たす毎日。

 

授乳終了後

いよいよ授乳が終了し、

はっちゃけた私は開放感から

オーストラリア産ワインに手を出した。

 

美味しい。

 

そして1日1杯が

次第に4杯にまで増えていった。

アレルギーも悪化していった。

その頃は、

1週間以内にティッシュ300枚くらい

余裕で使っていたと思う。

 

ヴィーガン女性との旅

ところが、空手を始めて

初めての合宿に行った時、

エスティマに7人相乗りで

サンシャインコーストまで

旅をしたのだけれども、

 

その中の一人が

ヴィーガングルテンフリーで

食べられないものたくさん、

お酒も飲まないということで

レストラン探しにも一苦労、

さぞストレスが溜まることでしょうと

話題を振ると、

 

いや、外出の時は割と大変だけど、

 

お肉が食べられなくても

お酒が飲めなくても幸せよ

 

と返され、

 

・・・

 

幸せよ

 

幸せよ

 

幸せよ

 

・・・

 

幸せだと!?

 

 

お酒が飲めなくても幸せなんて

そんなことあるの???

 

と脳がフリーズ。

 

でも実際彼女をみていると

明るく、幸せそうなのは

明らか。

 

そうか。

お酒がなくても、

楽しい夜が過ごせるんだ。

お酒がなくても、

ストレスを忘れることができるんだ。

 

その日、その時、その瞬間

私は20年近くかかっていた

お酒の魔法から解き放たれ、

 

予期せぬところから

ソフト禁酒生活がスタートすることに相成った。

無理せず、

努力することもなく。

 

そんなこんなで・・・

思えば、

ソフト禁酒が去年の10月に始まってなければ、

今年始めの人生最大のピンチを

 

お酒に飲まれて

乗り切れなかったのかもしれない。

お酒に飲まれて

破産していたかもしれない。

お酒に飲まれて

一家離散していたのかもしれない。

 

そう考えると、

つくづく人生のシナリオって

よくできてるなぁと感心する。

 

一番辛い時、母に

 

神様は乗り越え得られる試練しか与えない

 

と言われたことに妙に納得したことも

よく憶えている。

 

私という、この3次元のキャラクターで、

RPGをやっている4次元以上の上の人は

こんな波乱万丈な人生で遊べて

さぞかし楽しかろう。

 

ちょちょっと

魔法でもかけて、

さらに人生グレードアップできるように

是非お願いしたい。

 

そういう経緯で

もう私はお酒は買わないのだけれども、

(夫は買っている)

なぜかうちには

私の分のお酒が定期的にやってくる。

 

先日もコロナ1カートンいただいたので、

ありがたくチビチビ飲んでいるところです。

何故だかくしゃみも出なくなり、

よくわからないけれども

ありがたく頂いているのです。

 

お酒をやめたくても

なかなかやめられない人もいるかと思うけど、

別に無理してやめなくてもいいと思う。

多分、人生の必要なところで

やめるきっかけが降ってくると思うから。

 

私みたいに、誰かの影響かもしれないし、

肝硬変から食道静脈瘤に至る一連の病気を患い

強制禁酒するシナリオもあると思う。

 

辞められなければ、

それもそういう人生なのでは。

 

ただ、最近思うのは、

お酒やめたい状況に限らず、

 

助けて〜っ

 

て本気で思ったり言ったりすると

不思議と助けの手が

差し伸べられるということ。

 

もがかずに、降参して

助けを求めるのも

たまにはいいと思うのです。

このブログが

誰かの役に立ってくれると良いなぁ。

 

中毒話のついでにこちらもどうぞ

reikibudo.hatenablog.com

 

 

それでは

今日も読んでくれてありがとう!

 


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